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スポニチ 札幌競馬開幕週のメーン
「第55回クイーンS」(12日)に完全復活を懸けるのが
ロフティーエイムだ。前走・函館記念(2着)では昨年の福島牝馬S(1着)以来1年3カ月ぶりに連対。長いトンネルを抜けたサンデーサイレンス産駒が2度目の重賞獲りに挑む。
“真夏の女王”の座が近づいてきた。
前走・函館記念で2着に入ったロフティーエイム。重賞ウイナーでありながら9番人気の低評価に反発するかのような激走は、06年福島牝馬S優勝以来、1年3カ月ぶりの連対だった。「柴山が本当にうまく乗ってくれた」と三浦助手は振り返る。気性が前向きなロフティーにはスタート直後に掛かっていく悪癖がある。「最初の1角までうまくなだめて我慢させてくれたからね。それが好結果につながったと思う」と同助手。これは「2角の感じでいけると思った」というレース後の柴山のコメントとも一致する。今回も“最初の1F”が鍵となるが、同馬をすっかり手の内に入れた柴山なら心配ない。
函館記念2着でサマー2000シリーズの獲得ポイントは5。シリーズ総合Vを狙って札幌記念への参戦も検討されたが、陣営はあえてポイント対象外のクイーンSを選択した。「前走で2000メートルもこなしてくれたが、この馬のベストは1800メートル。牡馬相手の別定戦は厳しいし牝馬同士の方がチャンスがある」(三浦助手)。シリーズVのボーナス5000万円より、秋に向けて少しでも本賞金を加算しておきたい。名より実を取る選択だ。
前走後も函館競馬場に残っての調整。レース直後はさすがに疲れが残っていたが「すぐに回復した」(同助手)と体調も万全だ。今週の最終追いも函館で行い、札幌には直前入厩の予定。輸送減りする分を考慮し、馬体を絞り過ぎないよう細心の注意を払って調整されている。昨年のこのレースは3カ月の休み明けで7着に敗れたが、今年は体調、臨戦過程など条件面で上回る。「次につながる競馬ができた」。前走後に力強く話した柴山のエスコートを受け、真夏の女王の座を狙う。
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